積み立て投資にはドルコスト平均法のメリットなんてない!?

インデックス投資家にはお馴染み、山崎元さんの記事で気になる点があったのでメモ。

diamond.jp

この記事によると、積み立て投資のメリットとして常に語られる「ドルコスト平均法」は、リスクの軽減が期待できるものではなく、医学的な根拠はないけれども普及している健康法のようなもの、とのこと。マジかよ!めっちゃ信じてましたけど!

ドルコスト平均法とは、投資商品を一括購入するのではなく、毎月など定期的に定額購入することにより、リスクを分散させる投資法のこと。投資信託の場合だと、基準価額が下がった時にたくさん買える、というのがメリットして語られることが多いです。

そんなドルコスト平均法についてこの記事では、次のように書いてあります。

積み立て投資について、「平均購入単価が下がる、『ドルコスト平均法』のメリットがある」といった説明をする向きもあり、気休め効果のサポートとして見逃してもいいのだが、正しい認識ではない。

期待効用の上では、適正額を一括投資する方が機会ロスがなくて有利だし、等口数投資との比較は、リターンの時系列的な自己相関の正負による(実際は概ねゼロだ)。ドルコスト平均法で購入しても、保有する資産のリスクリターンが、その後に変わるわけではないので、「ドルコスト平均法は、リスクが軽減されて有利だ」と期待しない方がいい。

いわば、医学的な根拠はないけれども普及している健康法のようなものなので、そろそろ「ドルコスト平均法」の良さをアピールする、積み立て投資のお勧めはやめた方がいいと筆者は思っている(説明として正確でないので「ダサい」)。

ということらしいです。積み立て投資の解説本は十中八九ドルコスト平均法の優位性について書かれてるし、なんなら今手元にある某投資信託本を見たら

積み立て投資(『ドルコスト平均法』とも呼ばれます)

とまで書いてあったんだけど。めっちゃダサいやん。今後はちょっと注意しよう。

そんな山崎元さんのおすすめ本はこちら。

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