ひふみ投信は規模拡大によるパフォーマンスの低下を回避できるか?

レオス・キャピタルワークスが運用するアクティブファンド「ひふみ投信」の純資産総額が2017年から急激に増え続けています。

こちらはレオスのサイトからの画像です。

 

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テレビ東京の「カンブリア宮殿」で特集されたのが2017年の2月16日でしたが、ちょうどその頃から急激に資金が流入していることがわかります。このグラフを見るとさすがに2月の頭の暴落でそれなりに解約も出たようですが、それでも現在はかなり戻してきています。

アクティブファンドの規模が大きくなると、気になるのはパフォーマンスの低下です。「ひふみ投信」はこれまでベンチマークとするTOPIXを遥かに凌駕するパフォーマンスを残してきました。しかし、アクティブファンドは規模が大きくなるにつれて、高いパフォーマンスを維持するのが難しくなると言われています。先日もこんな記事が出ていました。

jp.wsj.com

あのウォーレン・バフェットでさえ、ファンドの規模が大きくなるとインデックスに勝つのは難しいと言っています。

また、同じく日本株アクティブファンドを運用するファンドマネジャーの苦瓜達郎さんが運用するファンド「J-Stock アクティブ・オープン」「ニッポン中小型株ファンド」はどちらも現在買付停止中となっていて、これ以上規模が拡大しないような措置が取られています。

このように、アクティブファンドにとって規模の拡大はパフォーマンスを左右する大きな課題のひとつです。

苦瓜さんのファンドと違って、「ひふみ投信」は買付停止にする予定もないと思います。そんな中で、「ひふみ投信」はパフォーマンスの低下を回避するために、どのような対策をとるのか。そのひとつだと考えられるのが、外国株式の組み入れです。

次の画像は、「ひふみ投信」の2017年5月度の運用レポートの画像です。

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ここには外国株式は含まれていません。

次に、こちらが2017年6月度の画像です。

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このタイミングでマイクロソフトとアマゾンドットコムが組み入れられていることがわかります。この外国株式の組み入れについて、2017年6月度の運用レポートで藤野さんがコメントをしているので、こちらも画像を引用しておきます。

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今後も「ひふみ投信」の純資産総額はハイペースで増加を続けると思いますが、それによるパフォーマンスへの影響と、投資方針の変化については、これからも定期的にチェックが必要だと思っています。

 

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ひふみを「つみたてNISA」に活用するメリットとデメリットを、私の運用実績とともにまとめています。

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