マルイのtsumiki証券の商品ラインナップにインデックスファンドが選ばれなかった理由を考察してみた。

 

丸井グループの証券事業としてスタートすることが発表された、tsumiki証券。

昨日の記者発表の後、最も話題になっていたのが、対象商品がアクティブファンドのみで構成されていたことです

つみたて投資を推奨するなら当然入っているはずの、eMAXIS Slimや楽天バンガード、ニッセイの低コストインデックスファンドが入っていませんでした。

ではなぜインデックスファンドが入らなかったのか?

 

代表取締役COO仲木威雄氏は元さわかみ投信、元ユニオン投信代表

そのヒントは代表取締役COOの仲木威雄氏の経歴にありました。

竹川美奈子さんのブログのこちらの記事によると、代表取締役COO仲木威雄氏は三菱信託銀行、さわかみ投信、ユニオン投信代表などを経て現職だそうです。

この事実を知った上で、改めてtsumiki証券の商品ラインナップを見てみると、少しちがう見え方がするのではないでしょうか。

  • コモンズ投信:コモンズ30
  • セゾン投信:セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド
  • セゾン投信:セゾン資産形成の達人ファンド
  • レオス・キャピタルワークス:ひふみプラス

 

さらに仲木氏のことについてインターネットで調べてみると、こんなブログが見つかりました。

ameblo.jp

 

こちらのブログを読むと、彼が直販、独立系と呼ばれる運用会社に、強い思い入れを抱いていることがわかります。

そんな彼がCOOを務めているので、アクティブファンドのみという商品ラインナップになったのかもしれません。

 

価値観を共有できた3つの運用会社

newspicks.com

こちらのニューズピックスの記事では、丸井グループ青井社長へのインタビューが掲載されています。

その中で、運用会社についてこのようなコメントをしています。

 

青井社長「しかし自分たちだけでは実現できないので、コモンズ投信、セゾン投信、レオス・キャピタルワークスという、価値観を共有できた3つの運用会社さんにお願いして、一緒にやればできるんじゃないか、と考えたわけです」

 

この「価値観の共有」という点において、COOである仲木威雄氏の想いも強く反映されているのかもしれません。

 

低コストインデックスの追加は難しいかもしれない

以上、tsumiki証券でインデックスファンドが商品ラインナップに選ばれなかった理由について考察してみました。

この記事を書いて改めて、tsumiki証券が低コストインデックスを販売することは難しいのかもしれないな、と思いました。

昨日の速報記事、そして先ほどアップしたビジネスモデルに関する記事でも共通しているのは、コストを度外視したデザイン戦略です。

www.okuotoko99.com

www.okuotoko99.com

 

これらの思想、価値観は、低コストインデックスと全く相反するものです。

それらの理由も含めて、コモンズ投信、セゾン投信、レオス・キャピタルワークスと組むという意思決定になったのかもしれませんね。

 

★こちらの記事もどうぞ★

超低コストインデックスファンドであるeMAXIS Slimが、なぜあそこまでコストを削減できるのかをまとめています。

www.okuotoko99.com