【書評】錯覚資産を使えばインフルエンサーになれる『人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている』ふろむだ

「実力を磨くよりも、はるかに人生を好転させる錯覚資産とは何か?」

 

ふろむださんの著書を読みました。

 

これがもう読むだけで人生がイージーモードになる傑作です。

特にブログやSNSで成功したい人にとっては、必読の内容になっています。

 

  • 昇進したい、転職したい、年収を上げたい
  • ブログのアクセス数を増やしてアフィリエイトで稼ぎたい
  • twitterでフォロワーを増やしたい

 

このような人は当然読む価値があるのですが、それだけではありません。

自分が有能であるかのように見せかけて、人を騙すような人間を見抜き、彼らのカモにされないように、手口を知っておくことができるのです。

最近オンラインサロンなどで詐欺紛いの被害にあったというブログなどを見かけることがありますが、本書はこうした被害から自分を守ることにつながると思います。

 

ふろむださんは有名ブロガー

著者のふろむださんは、有名なブロガーでもあります。

 

www.furomuda.com

 

私はこちらのブログを以前から読んでいたので、今回の著書の発売を楽しみにしていたのですが、想像を遥かに超える内容でした。

ふろむださんがブログで伝えていたメッセージは、いかに人間の直感が役に立たないか、ということと、意思決定には徹底したデータの分析とエビデンスが必要である、というものでした。

なので、今回の内容も、それに即したものなのかと思っていました。

ところが、実際に発売されたものは、それをさらに前へ進めたものでした。

人間の直感は役に立たないことをわかった上で、他人の直感をコントロールすることでいかに自分の評価を高めるかということについて書いてあります。

それこそがタイトルの「勘違いさせる力」であり、この本ではそのことを錯覚資産と読んでいます。 

 

「錯覚資産」とは

では、錯覚資産とは一体何なのか。

本書では錯覚資産を「人々が自分に対して持っている、自分に都合のいい思考の錯覚」と定義しています。

具体的に事例として、ある選挙でのイケメン政治家の投票結果を紹介しています。

彼の外見と政治手腕には一切相関関係がないはずです。

しかし、外見がいい、という特徴がその政治家全体のイメージを底上げして、政治手腕まで高く評価され、多くの票を集めたそうです。

その底上げこそ、錯覚資産である、というわけです。

もちろんこれは外見だけの話ではありません。

代表的なものは、わかりやすい数字の実績です。

フォロワーが何千人もいるだけで、その人の発言を信じてしまう、というのは誰にでも経験があるのではないでしょうか。

フォロワー数が多いからと言って、その人の発言が優れているとは限りません。

にも関わらず、私たちは無意識のうちに錯覚してしまうのです。

 

相手の無意識をコントロールする

本書の優れている点は、この相手の無意識をコントロールするノウハウにあると思っています。

前述や外見や数字の実績、さらには肩書などもこれに当てはまります。

私たちは、これらが本人の実力とは関係ないということは当然理解しています。

イケメン政治家を顔で選んで投票する人はいないでしょう。

しかし、錯覚資産により無意識のうちに実力まで過大評価してしまうのです。

ここで大事なのが、投票した人は「顔ではなく政治手腕を評価して投票した」と思い込んでいる、という点にあります。

なので、誰かが「外見なんて関係ない」というようなことを言ったとしても、それを真に受けてはいけないのです。

本人はそう思っていなくても、無意識ではめちゃめちゃ引っ張られている可能性があります。

この錯覚資産を上手く使うことで、相手の無意識をコントロールすることができるはずです。

そうすれば会社では出世できるし、フォロワーは増え、成功を手にすることができるのです。

 

錯覚資産を上手く運用し、人生を好転させる方法を、ぜひこの本で学んでみてください。