【書評】誰でも億万長者になれる残酷な世界『新版 お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方 知的人生設計のすすめ』橘玲

「普通の会社員でも、勤勉と倹約で1億円を手に入れることができる」

私にそのことを教え、大きな影響を受けた本『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方 知的人生設計のすすめ』を紹介します。

 

この本では、経済的独立を資産1億円とすれば、日本では特別な才能はいらず、勤勉と倹約、そして共稼ぎで目標に達することができる、とか述べています。

本書の中で、特に私が感銘を受けたのは次の3点です。

 

  1. 億万長者は質素な暮らしをしている
  2. 確実に金持ちになるには支出を減らすこと
  3. 投資するならインデックスファンドが最も効率的

 

この3点について、かんたんに要約してみたいと思います。

 

1.億万長者は質素な暮らしをしている

私が最も衝撃を受けたのが、億万長者が質素な暮らしをしているという点です。

本書の中で、著者は一冊の本を紹介しています。

それが『となりの億万長者』です。

 

『新版 お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方 知的人生設計のすすめ』を読んだ後、私は『となりの億万長者』もすぐに読みました。

『となりの億万長者』の著者、スタンリーとダンゴは、アメリカ全土の億万長者を対象に、大規模な調査を実施します。

その結果、アメリカの典型的な億万長者が、労働者階級の暮らすありふれた家に住み、安物のスーツを着て、頑丈だが燃費のいい車を乗り潰していたことを発見しました。

億万長者は六本木ヒルズの高層階に住み高級腕時計をして高級車を乗り回しているのではなく、私たちのすぐ隣にいるのです。 

スタンリーとダンゴは「収入の15%を貯蓄に回す倹約を続けていれば、誰でも億万長者になれる」と説いています。

日本の平均的なサラリーマンが生涯に得る収入は3~4億円。

共働きで6億円として、15%を貯蓄すれば、それだけで9000万円。

貯蓄が10%の6000万円だとしても、年率3%で運用すれば、退職時には1億円を超えます。

資産一億円の億万長者は、倹約と勤勉と共働きで、誰でもなれるのです。

 

2.確実に金持ちになるには支出を減らすこと

お金持ちになるには、次の3つの方法しかありません。

 

  1. 収入を増やす
  2. 支出を減らす
  3. 運用利回りを上げる

 

この中で1の「収入を増やす」については、誰もがキャリアの形成、出世、ビジネスの成功などによって、確実に収入を増やせるとは限りません。

3の「運用利回りを上げる」に関しても、誰もが確実に資産運用に成功する方法はありません。

しかし、2の「支出を減らす」だけは、誰でも確実にできることなのです。

支出を減らせば、確実に家計の利益は増大し、資産を大きくすることができます。

「金持ちはケチだ」と言われますが、これは論理が逆で、「ケチだからこそ金持ちになれた」のです。

 

3.投資するならインデックスファンドが最も効率的

資産運用については、インデックスファンドに投資するのが最も効率的であると述べています。

ファンドマネジャーが運用するアクティブ運用と、インデックスファンドで運用するパッシブ運用をくらべると、手数料の分だけパッシブ運用が勝っていることが明らかになっています。

インデックスファンドの保有が最も効率的な投資であることは、数学的に証明されているのです。

投資家はただ、何も考えずに、インデックスファンドを買えばいいだけなのです。

本書ではインデックスファンドの詳しい投資法まではカバーしていないので、インデックス投資に興味を持った方には、水瀬ケンイチさんの『お金は寝かせて増やしなさい』がおすすめです。

 

以上、『新版 お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方 知的人生設計のすすめ』を読んで、特に印象に残った部分についてまとめてみました。

資産1億円の達成、そして経済的自由の獲得を目指すなら、ぜひ読んでみてください。

 

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