【2018年版】数学が苦手でも最低限の勉強時間で統計検定2級に合格するための対策とおすすめ参考書&問題集(過去問)【紙とCBT方式の難易度の差は?】

先日、統計検定2級に合格しました。

www.toukei-kentei.jp

3ヶ月程度勉強したのですが、活用したおすすめの参考書についてまとめておきたいと思います。

勉強の方針としては次の2点を意識しました。

  • 最低限の勉強で統計検定2級に合格する
  • とにかく難しい本は読まない

私は従来の紙媒体での試験と、CBT方式の両方で受験したので、どちらで受けるかを迷っている方にも参考になるかと思います。

 

なぜ受験しようと思ったか

まずは簡単に受験した理由について書いておきます。

一言で言うと、データサイエンティストに興味を持ったからです。

データサイエンティストは「21世紀でもっともセクシー職業」と言われるほど、現在注目を集めている職業です。

企業のビッグデータ活用やAI導入が進む中で、データサイエンティストの需要はさらに高まると考えられます。

そんなデータサイエンティストの基礎となる統計学を学ぶことで、今後の自分のキャリアにおける市場価値を高めることができるのではないかと考えました。

統計検定なら履歴書にも書けるので、転職も視野に入れて受けることにしました。

 

筆者のスペック

  • 理系大学(工学系)を卒業
  • 卒業してから10年以上数学にはノータッチ
  • 高校数学の微分積分を全部忘れているレベル

こんな感じです。

理系ではあるものの、数学はどちらかと言うと苦手でした。

なので、初学者の方や文系の方と、それほど差はないかなと思います。

 

勉強時間

  • ざっくり3ヶ月程度
  • 1日0時間〜1.5時間
  • 最後の1ヶ月はほぼ毎日勉強

初期はなんとなく参考書を読む程度で、徐々に問題集を解き始め、最後はひたすら問題を解くという感じでした。

 

勉強の目標:最低限の勉強で統計検定2級に合格する

まずはとにかく合格したかったので、統計学の知識をしっかりと身につけるよりも、最低限の勉強で合格することを目指しました。

なので、統計検定2級の範囲であっても、過去問に出ていないところは勉強せず、よく出る問題を重点的に勉強しました。

さらに、理解出来ない問題についてはどんどん切り捨てていきました

統計検定2級は6割が合格ラインと言われているので、とにかくできる問題を確実に正解して、6割を目指すことにしました。

 

勉強の方針:とにかく難しい本は読まない

上記のような目標で統計検定2級に臨むにあたって、とにかく難しい本は読まないようにして勉強を進めました。

具体的に言うと、例えばこの参考書。

 

「統計検定2級 参考書」などで検索すると多くのブログがヒットしますが、だいたいこの本を紹介します。

しかし私は、この本1ページも読みませんでした。

なぜかと言うと、マジで何書いてるかわかんないからです。

どこが入門やねんという感じです。

しかし心配ありません。

世の中には、もっとわかりやすく、優しく統計学を学ぶ参考書があるのです。

私はそんな優しい参考書をいくつも読むことで、なるべく難しい本を使わず、統計検定2級に合格することを目指しました。

 

私が使った参考書

前置きが長くなりましたが、私が使った参考書を紹介します。

マンガでわかる統計学/高橋信

まずはこちら、『マンガでわかる統計学』です。

そうです、マンガです。 

とにかく難しい本を避けるという方針を追求した結果、マンガから入るのがベストという結論に至りました。

しかしマンガだからと言って、あなどってはいけません。

多くのブログなどでも、信頼できる参考書の一冊として紹介されています。

こちらの本で統計検定2級に必要な基本の部分は学ぶことができます。

過去問も問題によってはこの本の知識だけで解ける問題があるかもしれません。

はじめの一歩としてはベストの一冊です。

 

統計学がわかる ハンバーガーショップでむりなく学ぶ、やさしく楽しい統計学

 

2冊目は『統計学がわかる ハンバーガーショップでむりなく学ぶ、やさしく楽しい統計学 』 です。

通称ハンバーガー統計学。

こちらも『マンガでわかる統計学』と並んで、初学者におすすめの一冊として多く紹介されている本です。

なんとこちらは、WEBでもその内容を閲覧することができます。

ハンバーガー統計学にようこそ!

一度こちらの内容を見てから、実際に購入するかを検討することができます。

内容は『マンガでわかる統計学』と重複する部分が多いのですが、私はどちらも読むことで、基本となる部分をしっかりと勉強することができました。

 

よくわかる心理統計 (やわらかアカデミズム・わかるシリーズ)

 

私がメインの参考書として活用したのが、この「よくわかる心理統計」です。

難しいことを如何に優しく伝えるか、というをことを徹底的に追求した内容になっていて、その名の通り、めちゃめちゃよくわかります

 「心理統計」とありますが、統計検定2級の参考書として全く問題ありません。

こちらが理解できるようになると、過去問もある程度は解ける状態になっていると思います。

 

統計検定2級公式問題集 日本統計学会公式認定

 

最も重要な参考書と言っても過言ではない、過去問です。

私は上記の3冊をざっと読んだ辺りで、一度一番古い過去問を解いてみました。

そこでいくつか解ける問題があったので、これはいけるかもしれない、という自信につながりました。

その後、問題を解く→わからない問題を次で紹介する公式教科書で勉強→問題を解く、というサイクルを繰り返し、最終的にはこの問題集を7~8割程度解ける状態にしました。

 

統計検定2級対応 統計学基礎 日本統計学会公式認定

 

公式の教科書ですが、評判は非常に悪いです

ですが、やはり公式なので、統計検定2級の範囲を把握するにはこちらがベストです。

上記の3冊の参考書でカバーしきれない部分は、仕方がないのでこの本で学びました。

ただ、全部を丸暗記する必要はなく、過去問で出た部分を中心に覚えていきました。

 

以上がメインで使用した参考書になります。

以下は苦手な部分や上記の参考書でカバーしきれなかった範囲の学習に使用しました。

 

確率が苦手だったので、こちらの本で重点的に学習しました。

ハンバーガー統計と同じシリーズなので、非常にわかりやすくて、見事苦手を克服することができました。

 

こちらの2冊は『マンガでわかる統計学』とハンバーガー統計の回帰分析編です。

『よくわかる心理統計』には回帰分析の部分が含まれていないので、こちらの2冊で学習しました。

 

 以上が私が活用した参考書になります。

 

WEBサイト「統計学の時間」

参考書以外に非常に役に立ったのが、WEBサイト「統計学の時間」です。

bellcurve.jp

 

こちらのサイトは統計検定2級の範囲に該当する項目がめちゃめちゃわかりやすくまとまっています。

なんならこのサイトだけでいいところまでいけるのではというレベルです。

私はこちらのサイトの問題もいくつか実際に解いて学びました。

 

従来の紙を使った試験とCBT方式、どちらがいいのか?

統計検定2級は、従来の紙を使った試験と、パソコンを使って受験するCBT方式の2種類の受験方式があります。

従来の紙の方式は年に2回(6月と11月)しか受けられないのに対し、CBT方式は予約さえできればいつでも受けることができます。

私の場合は、予約した日の翌々日にCBT方式で受けることができました。

それぞれメリットデメリットありますが、一番気になるのは難易度の差なのではないでしょうか

実は、CBT方式の問題内容は公表することが禁止されています。

なので、直接的に難易度について言及することはできません。

しかし、私は紙とCBTの両方を受験したので、その得点で判断いただければと思います。

こちらが私の得点です。

  • 紙の方式:21/34(自己採点)
  • CBT方式:77/100

紙の方式が100点換算するとおよそ62点になりますが、

合格ラインが6割と言われているので、

いかに私がギリギリのラインを狙って勉強していたかが伝わるかと思います。

紙とCBTのそれぞれの結果から、難易度の差を判断していただければと思います。

そしてこの結果でお気づきかもしれませんが、実は2018年6月17日に紙の方式で統計検定2級を受験しました。

しかし自己採点で6割ということで、合格しているかどうか非常に微妙なラインでした。

マークシートを一問でもミスっていたら終わりという絶妙なラインです

ギリギリでの合格を狙ったとはいえ、我ながら精度が高過ぎるだろという感じですが。

そしてこれは紙の方式のデメリットでもあるのですが、紙の方式は合否がわかるまでにおよそ1か月かかります

それに対し、CBT方式は、なんと試験が終わった瞬間に合否がわかります

なので、現在ももしかしたら紙の方式で合格しているかもしれない、という状況なのですが、1か月先まで待っていられないので、思い切ってCBT方式でも受験した、というわけです。

とりあえず、CBT方式では合格できたので、ほっとしています。

 

次は統計検定準1級を目指したい

以上、統計検定2級の勉強に使った参考書や、紙とCBTの違いなどについてまとめてみました。

せっかくここまで勉強したので、次は準1級を目指したいと思っています。

今回の内容が、これから統計検定2級を受ける皆さんの参考になれば幸いです。