早速ですが結論を言います。
2018年3月現在、つみたてNISAに一番最適な商品は
『楽天・全世界株式インデックス・ファンド』
であると、私は思っています。
なぜ『楽天・全世界株式インデックス・ファンド』が最適なのか。
その理由について、これまで自分が学んだことを確認する意味も兼ねて、ちょっと書いてみようと思います。
つみたてNISAの対象商品の中から最適な商品を選ぶ基準はたったの2つです。
- 手数料が低い
- 全世界に分散されている
たったのこれだけ。なぜこの2つの基準で選ぶことが大切なのか。
その理由は、どちらも同じで、未来のことは誰にもわからないからです。
それでは一つずつ詳しく見てみましょう。
1.手数料が低い
つみたてNISAで商品(ファンド)を運用するには、信託報酬というコストがかかります。
この信託報酬が低い商品を選ぶことが、商品を選ぶ上で非常に大事なことのひとつです。
ちなみに『楽天・全世界株式インデックス・ファンド』の信託報酬は税込0.2396%。
つみたてNISA対象商品の中でも最低水準です。未来のことは誰にもわからないので、どの商品が最も得をする商品なのかは、誰にも予測できません。
大きな利益を得られるかもしれませんし、大きな損失を生み出すかもしれません。
しかし、コストが低い商品は、確認すればわかります。
低コストの商品を選べば、確実に損失を抑えることができます。
2.全世界に分散されている
つみたてNISAの対象商品は、投資対象となる地域がさまざまです。
日本だけに投資するものもあれば、全世界に投資するものもあります。
未来のことは誰にもわからないので、日本に投資した場合、得をするのか、損をするのか、わかりません。
日本だけに投資していて、株価が上がればラッキーですが、株価が下がれば損をします。
しかし、より多くの国に投資することで、損をするリスクを分散させることができます。
日本の株価が下がっても、他の国が上がっていれば、損失は軽減されるという仕組みです。
『楽天・全世界株式インデックス・ファンド』はその名の通り、全世界に投資する商品です。
日本だけに投資する商品よりも、損する可能性が低いということになります。
以上2つの基準で対象商品の中から選ぶと、全世界に投資する商品の中で最も低コストの商品が最適であると考えられます。
その結果が、『楽天・全世界株式インデックス・ファンド』というわけです。
ちなみに、タイトルに【2018年3月版】と入れたのは、つみたてNISAの対象商品は日々刻々と移り変わっているからです。
2018年につみたてNISAが始まったことで、商品のコストはどんどん下がり続け、新しい商品が続々と発売されています。
先日『eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)』の発売が発表されましたが、こちらがつみたてNISAの対象商品となった場合、早速『eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本) 』が最適な商品になると思います。
信託報酬が税込0.15336%という驚異的な低さだからです。
この2つのファンドの比較については、こちらの記事で改めてまとめました。
つみたてNISAにおいてはこのコストの差は微差なので、そこまで気にする必要はないかもしれませんが、定期的に低コストの商品をチェックしておくと、より安心して運用ができるかもしれません。
つみたてNISAについて、しっかりと勉強したいということであれば、こちらの本がおすすめです。
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