昨年から国内株だけでなく、米国株への投資をスタートさせた、ひふみ投信。
2018年3月末時点でひふみ投信が投資している5銘柄の米国株のうち、大きな組入比率を占めているのが、マイクロソフトです。
今回はそんなマイクロソフトの将来性について考えてみます。
マイクロソフトはひふみ投信の組入比率2位で1.7%
こちらが2018年3月末時点での、ひふみ投信の上位比率銘柄です。
マイクロソフトの組入比率第4位で、1.7%となっています。
2月末時点では組入比率ナンバーワンがマイクロソフトでした。
このように、マイクロソフトはひふみ投信の組入銘柄の中でも、トップクラスの影響力を持つ銘柄であることがわかります。
落合陽一「いま22歳ならマイクロソフトに行きたい」
そんなマイクロソフトに強い関心を寄せているのが、研究者でメディアアーティストでもある落合陽一氏です。
彼はニューズピックスの記事中で、「いま22歳ならマイクロソフトに行きたい」と語っています。
ではなぜ彼はマイクロソフトに注目するのか。
その理由が、「スマホの次を制覇するのがマイクロソフトである」と考えているからです。
スマホ時代を制したのはアップルのiPhoneと、GoogleのAndroidでした。
その次のインタフェースとして彼が考えているのが、VRやARなどの空間インターフェースです。
そして、その空間インターフェースで最も最先端の研究をしているのが、マイクロソフトなのです。
マイクロソフトは昨年12月に複合現実テクノロジーを集結した「Microsoft HoloLens」を発売しました。
このような製品を他社に先駆けてリリースすることで、空間インターフェース時代を制する施策を進めています。
マイクロソフトに大変革を起こした3代目CEO サティア・ナデラ
皆さんが「マイクロソフト」と聞いて最初に思い浮かぶのは、やはりビル・ゲイツでしょうか。
しかし現在のマイクロソフトの経営者であり、好調な業績の原動力となっているのが、3代目CEOのサティア・ナデラです。
彼がCEOになった2014年当時のマイクロソフトは、Googleやappleにその覇権を握られ、厳しい状況が続いてきました。
そんな中で、彼はウィンドウズに依存したビジネスモデルを改め、クラウド事業など新しい柱となるビジネスを軌道に乗せることで、マイクロソフトという巨人を見事復活させたのです。
彼は企業改革にも意欲的に取り組み、Googleなどシリコンバレーの企業に企業文化をつくりあげました。
こうした企業改革については、彼の著書『Hit Refresh マイクロソフト再興とテクノロジーの未来』で詳しく語られています。
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ひふみ投信が投資するマイクロソフトは今後も成長が期待できる
以上、ひふみ投信が投資するマイクロソフトの今後についてまとめてみました。
ここ数時、Facebookの個人情報不正利用事件や、Amazonへのトランプ大統領の攻撃など、米国のハイテク株は厳しい状況が続いています。
しかし、その中でマイクロソフトは、今のところ不安材料もなく、今後も成長が期待できる銘柄なのではないかと思います。
私も普段仕事でワードやパワーポイントなど、マイクロソフトの製品を使わない日はありません。
そして今も、このブログをウィンドウズのPCで書いています。
マイクロソフトは非常に身近な銘柄でもあるのです。
私はひふみプラスと iFreeNEXT FANG+インデックスに間接的に投資していますが、今後のパフォーマンスを期待しながら、マイクロソフトについても新しい情報があれば収集していきたいと思います。
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