本日行われた、三菱UFJ国際投信主催のeMAXISブロガーミーティングに参加しました。
私もeMAXISを保有している投資家の一人ですが、今後がさらに楽しみになる非常に充実した内容でした。
登壇者はこちらの3人。
- 三菱UFJ国際投信取締役 代田秀雄氏
- 山崎元氏
- イボットソン・アソシエイツ・ジャパン 小松原宰明氏
そして内容は大きく次の4つでした。
- 代田さんによるeMAXISのシリーズ別の販売戦略の解説と、新商品3地域均等型の説明
- 小松原さんによるプレゼンテーション「グローバル株式投資における地域分散の効果」
- 山崎さんによる二人のプレゼンテーションに対するコメント
- 会場からの質疑応答
1時間半の予定でしたが、会場からの質問が多く、少しオーバーして終了しました。
お二人のプレゼンテーションや山崎さんのコメントも非常に充実した内容でしたが、個人的に最も印象に残ったのが、代田さんのインデックスファンドにかける覚悟のようなものでした。
数年前からインデックスファンドを取り巻く環境に大きな変化があり、低コスト競争は激化しています。
そんな中でeMAXISは「業界最低水準の運用コストを目指す」ということを明言しており、今年に入ってからも何度も信託報酬の引き下げを行っています。
なぜそこまでコストの引き下げにこだわるのか。
それは、5年後、10年後に、eMAXISがトップブランドとして生き残るためであるということが、今日のお話を聞いてよくわかりました。
現在インデックス投信は急成長を続けていて、全体の総資産額は8000億円だそうです。
そしてこのまま成長を続ければ、5年後の2023年には2兆円規模の市場になります。
そこでインデックスファンドのトップブランドとして生き残れるかどうかは、今どれだけコストを下げられるかにかかっています。
実際コスト競争について行くことができず、淘汰されるブランドも出てきています。
三菱UFJ国際投信もビジネスを行っているので、コストの引き下げにも限界があります。
しかし、コスト引き下げのためにあらゆる手段に挑戦し、競争に打ち勝つという強い覚悟を感じました。
それが最もあらわれていたのが代田さんの「私たちは日本のバンガードになりたい」という言葉だったと思います。
代田さんのお話を受けて、辛口なコメントでお馴染みの山崎さんも、素直に応援したいという言葉を贈っていました。
今後は直販など、これまでになかった新たな展開も予定されているそうです。
これからのeMAXISにも期待したいし、これからも応援していきたい。
そう思えるような、充実したブロガーミーティングでした。
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