2018年5月9日。
ついに、全世界待望の「あれ」がついに公開されました。
この日をずっと待ちわびていた方もたくさんいるんじゃないでしょうか。
私なんかは、なかなか「あれ」が公開されなくて、夜も眠れない日を過ごしました。
枕を濡らした日だってありました。
そんな毎日とも、今日でおさらばです。
そうです。
ついに、ひふみ投信の4月のレポートが公開されました。
いやー、4月分がなかなか更新されないなと思っていたら、毎年4月分は月が変わってからちょっと遅めに公開されてたんですね。
あまりに更新されないので、ひふみ投信のサイトでF5を5000兆回ぐらい連打してたらPCがぶっ壊れましたね(冗談です)。
そんなわけで(どんなわけで)、早速今月のレポートを見ていきたいと思います。
3月末のレポートはこちらです。
組入比率トップはVISAに
まずは組入れ銘柄のトップ5です。
先月2位に初登場したVISAが、今月は1位になりました。
比率は1.9%。
先月はトップのAmazonが1.8%だったので、VISAの比率がかなり高くなっていることがわかります。
先日VISAの決算発表がありましたが、予想を上回る好決算でした。
4月25日の決算を受け、株価も2.7%上昇とあるので、4月末時点のVISAの比率が高くなったのも、この辺りの影響があるのかもしれません。
新たに投資した銘柄が早速上昇していて、頼もしい限りです。
中小型株市場はやはり過熱化
次に、ファンドマネジャーの藤野英人氏のコメントから注目すべき点がいくつかあったので、メモしておきます。
まずは中小型株市場の過熱化について。
「日本の中小型株市場は大きく値を崩しています。理由は、昨年末に市場が過熱化して、実態以上に買い進められたことが大きく、個別企業の業績が悪化したわけではありません。これに対して、ひふみは中小型株のウエイトを下げて、大型株のウエイトを上昇させました」
先日、中小型株ファンドについて、このようなブログを書きました。
改めて藤野さんのコメントを読んで、私の考えも強ち間違っていなかったのかな、という感じです。
フェイスブックに投資?
そしてもうひとつの特筆すべき点は、フェイスブックに言及していることです。
「そのような中、ひふみは海外の株式の組み入れ比率を上昇させました。フェイスブックの個人情報漏えいの波紋が、ソーシャルメディア関連株に広がり企業イメージの悪化につながったものの、収益を上げる力や今後のセキュリティ対策を経て、さらに尊敬される、かつ収益力の高い会社になっていくものと考えました」
これまでひふみが投資したと明言している米国株はAmazon、マイクロソフト、VISAの3銘柄でした。
しかし、これを読むと、もしかしたらフェイスブックへの投資を始めたのかもしれませんね。
個人的には、FANGなど米国テクノロジー株への投資は非常に肯定的にとらえているので、もしフェイスブックへの投資を始めたのだとしたら、ますますひふみへの信頼度がアップしそうです。
この辺りのことは、後日公開される動画で言及があるかもしれないので、そちらもチェックしたいと思います。
レポートにもある通り、4月は統計的にひふみは弱いようですが、今後も高いパフォーマンスを発揮してくれることを期待したいと思います。
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FANG(とおまけでマイクロソフト)の決算についてこちらでまとめています。