猛暑が続く2018年の夏ですが、中小型株に冬の時代が到来しています。
中小型株2大巨頭である、ひふみ投信(ひふみプラス)とジェイリバイブ、どちらも2017年の爆上げが嘘のようなW不調です(W不倫みたいにいうな)。
2018年前半はジェイリバイブ不調ひふみ投信(ひふみプラス)好調だった
2018年5月頃にこのような記事を書きました。
2018年2月の暴落後、ジェイリバイブは完全に下降トレンドに入ってしまいました。
それに対し、ひふみ投信はなんとか持ち直し、徐々に回復を続けていました。
今考えると、この時すでに始まっていたジェイリバイブの不調こそが、ここ数日のひふみ急落のサインだったのかもしれません。
2018年8月、ついに、ひふみ投信(ひふみプラス)も急落
2018年5月には、ひふみ投信は高値更新に迫る勢いを見せていました。
そんなひふみも、ついに急落の時を迎えてしまいます。
こちらがひふみプラス、ジェイリバイブ、TOPIXの3つのファンドの直近1カ月を比較したチャートです。
緑がTOPIX、赤がひふみプラス、青がジェイリバイブです。
ひふみ投信(ひふみプラス)はTOPIXをベンチマークとしていますが、ついにTOPIXのパフォーマンスを下回ってしまいました。
そしてさらに下回るのがジェイリバイブという地獄のような状況です。
ちなみに直近1年だとこうなります。
2月の暴落後、完全に下降トレンドに入ったジェイリバイブTOPIXと比較すると、ひふみプラスは徐々に回復してきていたのがわかります。
しかしそんなひふみも、ついに急落してしまいました。
上記の記事で利回り15%だった私のひふみプラスも、5%まで下がってしまいました。
そしてご覧のとおり、ジェイリバイブに至っては-5%です。
つらい。
ひふみ投信(ひふみプラス)とジェイリバイブ、それぞれの今後
そんなひふみ投信とジェイリバイブですが、それぞれ今後についての見解が公式に発表されています。
まずはジェイリバイブ。
2018年6月に臨時レポートを発表し、その中で「今後の成長に期待できる」と明言しています。
このレポートにある「成長株」に投資しているのがひふみ投信だとすると、今回のひふみ投信の下落は、成長株優位の終わりという可能性もあります。
もしそうだとすれば、レポート通りの展開になるのであれば、これからジェイリバイブが上がってくることがあるのかもしれません。
ちなみに上記の記事中ではまだ利回りがプラスだったようですが、あっという間にマイナスになってしまいましたね。
つらい。
そして、ひふみ投信。
過去の高値更新にかかった期間を例に挙げながら、成長企業への投資は時間をかければ成果が出ると述べています。
ひふみプラスもジェイリバイブもホールド継続
今回改めてジェイリバイブのレポートを読んでみて、そろそろトレンドが切り替わるタイミングなのかもしれないと思いました。
もしかしたらそのサインのひとつが、好調だったひふみ投信の急落なのかもしれません。
ひふみプラスに関しては、上記の記事でも書いた通り、短期的なパフォーマンスで勝った負けたを評価するものではないと思っているので、今後もホールドするつもりです。
そして、ジェイリバイブに関しても、いつか上がるタイミングがくるのではないかと思っています。
どちらのファンドも厳しい状況が続きますが、いつかまた爆上げトレンドがくると信じで、今後もホールドしたいと思います。
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