- 自営業やフリーランスで国からもらえる公的年金だけでは心もとない
- 中小企業や新興企業、スタートアップ、ベンチャー企業に勤めていて会社に企業年金制度がない
- 会社に企業年金はあるけど自分でも老後資金を準備したい
- 公務員で恵まれていると思われがちだが、今までより公的年金が少なくなる
そんな皆さんにぴったりの制度が、個人型確定拠出年金iDeCc(イデコ)です。
今回はそんなiDeCcのことがバッチリわかる『一番やさしい! 一番くわしい! 個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)活用入門』の内容に沿って、iDeCoについてまとめてみたいと思います。
そもそも個人型確定拠出年金(iDeCo)とは何なのか
iDeCoとは一言で言うと「節税しながら老後資金を準備できる制度」のこと。
自分でお金を出して預金や投資信託なとで運用し、60歳以降に運用したお金を受け取る仕組みです。
個人型確定拠出年金(iDeCo)のメリットとは?
iDeCoのメリットは次の2点です。
1.運用益が非課税になる
2.掛け金払った時も税金(所得税・住民税が安くなる)
運用益が非課税になるのは「一般NISA」や「つみたてNISA」と同様ですが、税制上のお得な制度という意味では、iDeCoのほうが優れています。
個人型確定拠出年金(iDeCo)の金融機関の選び方
iDeCoに加入するには、自分で窓口となる金融機関を選んで口座を開設する必要があります。
金融機関によって取り扱い商品や費用、サービス内容が異なるため、金融機関選びは非常に重要です。
金融機関選びのポイントは次の3つです。
1.口座管理手数料
2.商品の品揃え
3.利便性・サービス
本書では2016年時点での上記のポイントをクリアした金融機関としてSBI証券や楽天証券などを紹介しています。
私も投資信託の運用をこの2つの証券会社で行なっていますが、どちらも非常に優れた金融機関だと思います。
個人型確定拠出年金(iDeCo)の商品の選び方
金融機関の選び方以上に難しいのは、商品の選び方です。
こちらについてももちろん本書では詳しく解説していますが、私が企業型確定拠出年金の商品選びについて書いたこちらの記事も参考になるかと思います。
【2018年版】利回り20%超え!?企業型確定拠出年金(企業型DC)の商品の選び方【専門家のおすすめは?】
以上、『一番やさしい! 一番くわしい! 個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)活用入門』にそって、iDeCoについてまとめてみました。
iDeCoについてさらに詳しく知りたい方は、ぜひ一度読んでみてください。
老後資金の不安から解放され、あなたの老後が豊かな毎日に変わるかもしれません。
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